「俺の上に乗って。」

横になっていると、彼に言われた。

ゴソゴソと動いて、彼の上に乗る。

本当に乗っただけ、

沖に漕ぎ出したサーファーのように。

サーフィンはしないけど😓

ギュッと抱きしめられた。

「嬉しい〜」

苦しくないの？

「全く苦しくない。

ねー、、、

どこにも行かないでね。」

どこにも行きませんよ。

私は、いつしか、彼が目指してる資格を取得したら

お別れしようと決めていた。

辛くて辛くて、考えたんだ。

期限を決めたら、いろいろと頑張れた。

でも、いつまでもこんなことやってちゃいけないとも思ってた。

そして、たぶん、その日が来るのは近い。

その時、私はもう、昔の私じゃないから、

彼とお別れはできないって思う。

彼のこと愛してる。

愛してるっていう言葉は交わさないけど。

こないだ、「愛情」という言葉が彼から出た（笑）

これでもう、じゅうぶん。

彼と将来一緒になるイメージは、正直わいてこない。

何でかな？

一緒に生活できたらなという願望は持っているけど、

やっぱりどこかで自制の念が働いているんだろうな。

今の家族、、、大切な子供達。

私は親戚や両親とは、縁が薄いから、正直、どうでも良いんだけど。

世間体もあまり気にしないけど。

でも、子供達は、パパが大好きだ。

彼とのことは、私の自己都合でしかない。

子供達が大人になったとしても。

あぁ、と、いつも考えるのをやめて、先延ばしにして、

どこへ行くのかな。