秋雨の合間

今回は、夜にご飯を食べて、次の日は一日中デートという試みだった。


終業直前、滅多にならない上司の机の直通電話が鳴った。

聞いていると、前日からくすぶっている私の担当の案件。


こんなときに…


電話が終わり、しばらく上司と会話。

内容は、なんとかうまく動き出したという報告の電話だったよ、と。

安堵して、職場から走って出た。

なんとか予定していた電車に乗れた。


しかし、階段を駆け上がったとき、だんだん太ももが上がらなくなって、加齢を感じた(-。-;


彼と待ち合わせていたのは、駅から少し離れたコンビニだった。

彼のほうが先に来ていた。

こういう小さなことが嬉しい。


彼は青いストライプのシャツと、薄いネイビーのパンツを履いて、立っていた。

なんつー爽やかさ✨


彼が食べたいものがあるっていうので、

私は一生懸命調べて予約していた。


彼と、ちゃんと夜ご飯を食べたことって、初めてかも。

私と彼はお酒が強くない。

私に至っては、チューハイ1杯も飲めない。

彼が、飲んで(^◇^;)とくれた微量のハイボールで立派な酔っ払いに(-。-;


二次会の話も出たけど、私が千鳥足なので少し公園でおしゃべりして帰ることになった。

足を組んだ彼の靴がピカピカしていた。


酔ってたのもあるけど、楽しかったな。

あれは現実だったのかな。


帰るのが寂しい、泊りたい、という彼。

できれば、私もそうしたかった。

明日、会えるから、帰ろうねって、駅に向かって歩いていたら、

路地裏で、彼がぎゅっと抱き寄せて、軽くキスしてくれた。


♡続く♡